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Tempus Fugit~光陰矢のごとし~

日々思っていること、興味のあること書き連ねようと思います。

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 試掘はただのパフォーマンスに終わらないでしょうね

 ガス田の共同開発、中国提案に応じる方針

政府は東シナ海の天然ガス田開発問題で、中国が提案する共同開発の協議に応じる方針を固めた。

 対象海域は東シナ海全体とすることを条件とする。これまでは、中国に一方的な開発を中止させることを優先させてきたが、中国側が応じず、こう着状態に陥っているため、事態を打開する狙いがある。

 22日にインドネシアで開かれる予定の小泉首相と胡錦濤国家主席の首脳会談で、この問題の話し合いによる解決を確認したうえで、5月に予定されるガス田に関する日中実務者協議で共同開発を議題にする。

中国は東シナ海の日中中間線に近接する中国側でガス田開発を進める一方、2004年6月に東シナ海でのガス田の共同開発を提案した。日本政府はこれまで「中国が開発を進める中で、共同開発の議論に入ると、時間稼ぎされるだけだ」として、慎重な姿勢を取ってきた。

 しかし、今月17日の日中外相会談で、中国側は日本の求めに応じて、昨年10月以来中断しているガス田の日中実務者協議の再開に同意した。このため、政府としては「双方が突っ張り合うだけでは進展がない。中国側に譲歩を促すため、こちらも共同開発に正面から向き合うべきだ」(外務省幹部)と判断した。

 中国政府が反日デモの統制に乗り出したことから、ガス田問題で双方が歩み寄る環境が整いつつある、とみている。

 輸送コストなどを考慮すれば、日本が単独で開発するよりも、中国と共同開発し中国にパイプラインでガスを運ぶ方が効率的だ。日本政府内には、もともと最終的な解決策として共同開発を支持する意見があった。

東シナ海では、中国側は自国の大陸棚が沖縄の西側の「沖縄トラフ(海底の溝)」まで延びていると主張し、日本が主張する日中中間線を認めていない。このため、日本政府としては、境界画定を棚上げして、暫定措置としてガス田共同開発の可能性を探る方針だ。

 ただ、具体的な海域をどこに設定するか、利益の分配比率をどう定めるかなど調整の難航も予想される。政府内には、中国側が想定する共同開発は、「中間線から沖縄トラフまでの日本側海域だけではないか」との警戒感も根強い。

 このため、中国との話し合いが決裂する恐れもあるため、日本側地点で民間開発業者に試掘権を与える手続きは予定通り進める方針だ。


 結局、共同開発の協議に応じることになったのですか。なんか肩すかしを食らったみたいですね。本気で試掘を考えているのは、中川経済相だけなのかもしれません。
 尖閣諸島周辺に地下資源があることが判明してから、シナは尖閣諸島の領有権を主張し、その後トウショウヘイの「次ぎの世代に委ねる」という言葉を真に受けている間に、シナは資源開発の布石を着々と打ち、今回のガス田開発へと至っています。
 シナの一方的な行動になんら、有効な対策を講じることなく、問題を放置してきた日本政府ですが、ネットでこの問題が取り上げられ、一般国民の知るところとなり、日本政府も重い腰を上げ、シナに対しデータの提供を求めていたはずですが、これは不問に付すのですかね。泥棒の窃盗行為を阻止することなく、そのまま放置しつつ、話合い等に応じる神経が理解できません。物事には順序というものがあるのでは?
 政府の人間は全ての価値判断を経済的側面から考える思考回路なんですね。国益とか国家主権といった概念に対して、全く価値を見いだしてない連中なのでしょう。こんな人物が政府や外務省に巣くっているのですから、救いようがありません。
 共同開発といいつつ、結局はシナに利益をかすめ取られるのが落ちじゃないでしょうか。個人的には日本単独での資源開発が必要だと思います。そのためには、試掘は必ず実現してもらいたいものです。
 そのうち、尖閣諸島も沖縄諸島もシナに取られしまうような気がしてきました。

 またまた、失望させるニュース

 「おわびと反省」の歴史認識、首相演説で表明へ
 

小泉首相は22日午前(日本時間同日午後)、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)首脳会議で演説し、先の大戦をめぐる「痛切なる反省と心からのおわびの気持ち」を表明するとともに、日本は今後とも軍事大国にはならないとの決意を強調する。

 また、防災・災害復興対策支援の拡充や、アフリカ向けの政府開発援助(ODA)の倍増などを柱としたアジア・アフリカ支援策を明らかにする。

 日本の首相が、主要国際会議の演説で歴史認識に言及するのは異例。今回の小泉首相の演説内容は、1995年の村山首相談話の表現をそのまま踏襲したもので、「我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と過去の歴史を率直に認める。

 その上で、反省とおわびを表明し、「経済大国になっても軍事大国にはならず、いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの立場を堅持している」として、戦後日本の平和国家としての歩みをアピールする。


 コメントする気も失せてしまいます。アジア・アフリカ会議の首脳会議での発言ということで、小泉首相に深い意図があるのかもしれませんが、何ら戦略的な思考もないでしょう、あの方には。うすうす予感はしていましたが、「村山談話」を克服することは出来ませんでした。期待もしていなかったですけど・・・。「村山談話」を撤回するとなると、日本政府の信頼性に関わる問題になるとはいえ、つくづく一度吐いてしまった言葉の取り返しのつかなさに改めて、ため息をついてしまいます。
 「村山談話」の撤回や客観的事実に基づいた日本独自の歴史認識を世界に広めることによって、発生するであろう様々なデメリットを差し置いても、歴史認識の問題は日本が取り組まなければならない事柄だと思うのですが。
 シナや韓国が唱える歴史認識は歪曲・捏造に満ちているのですから。ありもしない事、やってもいない事を、「おまえがやった」と濡れ衣を着せられて、それをそのまま受け入れるっておかしいですよね。それをシナや韓国の言うことを無批判に受け入れているのが、日本政府であり、「村山談話」と言えます。
 もう土下座外交は止めにしてもらいたいな。
 
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