Tempus Fugit~光陰矢のごとし~

日々思っていること、興味のあること書き連ねようと思います。

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 日朝協議、北京開催要求へ 「仕切り直し」狙う

政府は、近く再開する日本と北朝鮮の政府間協議について、北京での開催を求める方針だ。昨年11月の実務者協議以来となる今回は、今後の協議の進め方などで合意を得る「仕切り直し」の場と位置付け、前回協議の際に平壌で行った拉致問題の現地調査などは「必要ない」(外務省幹部)と判断したためだ。

      ~ 中 略 ~

 また今回の協議担当者については、局長級とするよう北朝鮮と調整する方針。拉致問題と併せて、北朝鮮側が関心を持つ「不幸な過去の清算」についても議題とするため「局長級以上の権限がなければ議論がしにくい」(外務省幹部)との判断がある。


 先日の6カ国協議の共同声明採択を受け、日朝政府間協議が具体化してきました。
 改めて6カ国協議の共同声明で日朝間において日朝平壌宣言に基づき「過去の清算」と「懸案事項の解決」を図り国交正常化に向けた措置を取ることが謳われ、それに基づく日朝間の協議として行われることになるようです。

 休会前の6カ国協議では北朝鮮は日本を全く協議の相手と見なさず、無視を決め込んでいましたが、今回の6カ国協議では一転して日本との協議に応じ、共同声明も採択され日朝二国間の協議も再開される道筋が作られたました。このことで、「北朝鮮の姿勢が軟化した」「北朝鮮の拉致問題の解決に対する意欲の表れ」という前向きな論調も見られますが、果たしてそうでしょうか。

 共同声明の採択後、早速北朝鮮はこのような事をメディアに語っています。

【平壌=共同】北朝鮮の鄭泰和・前日朝国交正常化交渉担当大使(朝日交流協会常任顧問)は二十三日、平壌市内で共同通信などと会見し、日本人拉致問題について二回にわたる日朝首脳会談で「完全に解決した」との認識を示し、横田めぐみさんの「遺骨」返還問題を除き、今後は調査や証拠提供に一切応じないと言明した。日朝政府間対話の時期は「十月でもよい」と述べ、日本側が求める十月開催を受け入れる意向を示した。

    ~ 中 略 ~

 鄭氏は、日朝間の懸案は拉致問題でなく、植民地支配に伴う日本の「過去清算だ」と主張。政府間対話に応じたのは「われわれの方が解決する問題が多いからだ」と述べ、政府間対話で過去清算を強く求める方針を明らかにした。

    ~ 省 略 ~


 この発言を見る限り、日朝協議の再開が拉致問題解決に進展をもたらすとは残念ながら思えません。いくら政府が拉致問題の解決を北朝鮮に求めたところで、「完全に解決した」と繰り返すことでしょう。
 
 日本政府は拉致問題の解決について、〈1〉北朝鮮にいる生存者の帰国〈2〉拉致事件の真相究明〈3〉拉致容疑者の引き渡し言い続けることでしょう。しかし、この中には特定失踪者の問題については一切取り上げられておりません。また、日朝協議の中で、国交正常化を急ぐあまり、現在政府が掲げている拉致問題解決へ向けた3点(これでいいわけはありません)の項目について、日本政府自身がハードルを低くしていく危険性も認識する必要があります。

 共同声明の中の「懸案事項」は、日本にとっては拉致問題・核・ミサイル問題であることはいうまでもありませんが、北朝鮮の捉え方は180度違います。彼らは必ず過去の問題を協議の俎上の乗せてくるでしょう。今回開催される見込みの日朝協議では「不幸な過去の清算」も議題として取り上げられるとの事。過去の清算ばかりが協議の主要議題になり、拉致問題が果たして協議の議題とできるのか?北朝鮮ペースで交渉が進められる可能性は十二分にあります。

 北朝鮮は拉致問題と過去の問題の相殺を目論見み、あわよくば拉致問題を有耶無耶にして、国交正常化交渉を進める中で日本からの経済援助を引き出すことに血道を挙げるに違いありません。

 彼らの策謀に嵌められてはなりません。

 日朝間協議が再開することで浮かれてはいけません。
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